×

アフリカ3人旅のスタート!

今回のアフリカ周遊旅は約2ヶ月間、その後帰国する予定だ。

実は今回のアフリカ旅からもーりーの幼馴染カズマが合流して3人旅になった。ナイロビ2日目の深夜(もはや3日目)、ホテルで合流してその夜はひとまず再開を祝してビールで乾杯。

キベラ・スラム おすすめツアー会社 

この日は9:00からキべラツアー。

キベラ・スラムとはアフリカ最大のスラム街の名前である。

朝は近くの食堂で食べて、Uberでツアーオフィスに行こうと思ったら事件発生。朝の通勤ラッシュでいつまで経ってもタクシーがホテルまで到着しない!

ちょうどホテルの周りだけ各方面から車が集まるサークルになっているので、朝晩は渋滞するようだ。しかたなくホテルに待機しているタクシーで行くことにしたが、Uberの約3倍の値段だった。

このツアー会社ではマサイマラサファリツアーも申し込んだが、かなり良心的なのでおすすめ!

ツアー会社はこちら【Duma Tours and Travels】
WhatsApp +254 0727 766 044
Instagram Duma Tours

オフィスでスラムツアーとサファリの代金を支払い、ガイド同行のうえタクシーでキベラへ向かった。

~支払いの内訳(1人)~
スラムツアー 30$
マサイマラ国立公園ツアー 450$ ※2泊3日でサファリは1日入場の場合

キベラでさらにスラム在住の現地ガイドと合流して5人で集落に入る。

ガイド曰く、現地ガイドがいないとケニア人でも危険だとのこと。

スラム街のメイン道はもちろん未舗装で道幅も狭い。バラックが所狭しと建てられていて、トタンで作られた扉を開けると路地に入る。足元は生活用水やゴミが流れているので避けるように歩いて向かった先はこのエリアの学校だ。

たまたま休暇のシーズンで生徒は少なかったが、給食の用意や授業を参観することができた。

低学年の子供たちは明るく観光客に好意的だったが、年次が上がるにつれフレンドリーさは感じなくなった。

ここではスワヒリ語、英語、数学などの一般的な学問のほかに農学も学ぶらしい。
ケニアは40以上の部族の集まりなので公用語がスワヒリ語または英語なのだそうだ。

ガイドに「もし私が一人でスラムに来たらどうなるかな?どんな危険がある?」と尋ねてみた。
「スマホ、お金、高価そうなものは一斉に盗られるだろうね。僕でも危険だと感じるからね。」

こりゃツアーでしか入れないエリアだな。
ちなみに南米や東南アジアのスラム街も似たような気配は感じる。

キベラは上下水道もないので、市内から寄付された水を大きなタンクに貯蔵して住民に販売している。
トイレも100世帯に1つ、しかも有料なのでトイレを利用せず袋に用を足して側溝に投げ捨てる人も多いそうだ。

学校を出て、小さなマーケットがあるエリアへ。肉屋で立ち止まり炭火で焼いた肉を試食させてもらった。味はめちゃくちゃ美味しい。
スラムではヤギや牛の肉はお祝い事の時に食べるらしい。

ナイロビ市内と比べても格段に物価が低いので、この肉屋も相当安かったが肝心な金額を忘れた。

お次は昼間だけやっているバーへ。サトウキビで作るアルコール度数がめちゃくちゃ高いお酒を振舞われる。

ここは個人宅のリビング(狭い)でお昼だけ営業しているバーらしい。みなかなり酔っていた。

ちなみにキベラ・スラム内でも「たばこ」「酒」「薬物」は悪い奴しかやらないものという認識があるらしく、昼間っから飲んでるこの人たちは相当の「悪」ってことになるのか?

スラムにはアート教室があり、そこにはアーティストが在籍していて子供たちに絵や工作を教えている。絵を描くことがストレス発散になったり子供たちの居場所作りにもなっている。音楽や絵などの生活に直結しない行為が実は、神衛生上必要なのかもしれないなぁ。

スラムにあったウォールアートには現在と未来の理想の街や、女性の権利を保護するテーマの絵が描かれていた。

それにしてもこのスラムは広い。さすがアフリカ最大級のスラム街だ。延々と続くトタン屋根。

いろんなツアーがあると思うけど、今回の内容はかなりディープな街歩きだった。

ちなみに薬局もあったが、置いているものはアロエや木などの植物ばかりだった。ケニア人の中には欧米の薬に抵抗をもつ人も少なくないようで、今でも自然療法や薬草を使った治療がある。

ツアー後は街の中心地に降ろしてもらい、スーパーで買い出しをしてから帰った。

おすすめブログ

キベラ・スラムについて調べるときに読んだブログ【ケニア人チャオスさんのコラム】

ケニア人の目線で書かれていて、さらには外国人には絶対にできないことをレポートしてくれているので面白かった。

次回、サファリツアーに行く!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

投稿者

o-tourism@youzakka.com

夫婦で世界一周している「おぎつう」ことogido tourismです。旅行に役立つ情報をほぼリアルタイムで更新中!

関連投稿