
eurailパスでチェコに向かう
ドイツを出てチェコのプラハに移動する。
なんだかドイツには長くいたような気分だ。
ベルリンの宿は設備は良かったが子どもが多くてうるさいのが難点だったな。旦那曰く、男子トイレとシャワーはマナーが悪くとても汚れていたそうだ。ヨーロッパ悪ガキあるあるである。
3回乗り換えて約6時間の列車旅。eurailパスは本当に便利で助かっている。列車は少し遅延はあったものの比較的スムーズで快適だった。
今回は川沿いを走り景色がとても綺麗だった。
チェコに近づくにつれどんどん風景が変わっていく。同じ山や畑なのに緑が違うというか、風情があるというか、、、
とにかく美しいのだ。
プラハの宿事情
プラハに着いたのは18時だった。トラムに乗って宿に向かった。今回の宿は20階建ての超大型宿泊施設だ。

一階はクラブのようになっていて大音量の音楽が鼓膜を揺らした。乗り気でないときのクラブミュージックは不快だ。
そしてまた子どもが多くうるさいだけでなく、エレベーターのボタンを全フロア押すという「かなりだるい」イタズラをしていた。なんだか今回も宿運が悪いような気がする。
宿:a&o プラハ レア
唯一良かったのは4人部屋のドミトリーでロシア人の青年がとても優しく友好的だったことだ。各部屋にトイレとシャワーがついている。
唯一良かったのは4人部屋のドミトリーでロシア人の青年がとても優しく友好的だったことだ。各部屋にトイレとシャワーがついている。清掃はリクエスト制でQRコードから申請すれば掃除してくれるのだがめっちゃ適当だった。
部屋数が多いわりにスタッフが少なすぎるようで全体的に行き届いていないんだろうなという印象だ。
夜はラーメンを食べて、お茶を飲んだりしてゆっくり過ごした。
プラハ観光と日本人に出会う
暑さで目が覚めた。ほとんど開かない窓から日が差し込み部屋がサウナのようだ。
寝てられないのでサッと用意して朝食を買いに出かけた。昼前に街に繰り出した。
とりあえずプラハ城に向かう。
日が高く登り影ひとつない道を歩いたので熱中症になりそうだ。朝か夕方に行くのがおすすめ。
プラハはベルリンと打って変わって夏日だった。
プラハ城は立派で、高台から見下ろす街の景色はとても綺麗だった。「中世の宝石箱」と呼ばれる理由がわかる。


歩いてユダヤ人地区を通りミュシャ美術館に行った。ミュシャは高校生の時から好きなのでぜひ見たかった1つだ。
入場チケットはクレカで購入できた。建物自体はそんなに大きくないが、作品数が多くて見ごたえがあった。



旧市街広場を通りカレル橋へ。

一通り見て、宿に戻る。
暑さでかなり疲れたので昼寝した。
ゆっくり起き出し夕食を食べ終えてから、お茶タイムをしていると声をかけられた。
なんと2年ほど世界を旅している日本人男性だった!休学して世界を旅しているという。
私たちは西ヨーロッパから東に向かって移動していたが、彼は逆方向に移動しているということでそれぞれ情報交換をしたり楽しく話して夜遅くに寝た。
ついに、、、南京虫の被害に遭う
移動日なので朝から荷造り。同室のロシア人男子に別れの挨拶をした。
移動中、なんだか体がかゆい。蕁麻疹?かなり腫れているので蚊ではなさそうだ。
蕁麻疹は治るどころかいろんな部分に出てきた。水疱瘡だったら嫌だなー、、、
日々の疲れが出たのか?と思っていたらロシア人男子からメッセージが届いた。
そこには彼の友人から届いたメッセージのスクショ画面が添付されていて、
”あそこでトコジラミにひどく刺されたんだ、クソッタレ。全身に50箇所くらい刺された。もう呆然としてる。受付に行って、この写真を見せて、苦情を言うから行くって伝えてくれ。113号室の3つ目のベッド1に住んでいたって伝えてくれ。あそこでひどく刺されたんだ…前の晩からずっとそこにいたんだよ。あそこであのクソッタレなトコジラミにひどく刺されたんだ。”
- 私が寝泊まりしていたベッド ↩︎
クソッタレトコジラミて、、、
ほんじゃあ、うちもクソッタレに刺されてるのほぼ確定やん。
11か月ほど旅してきて初めてのトコジラミ被害だ。
時間差で腕や足にも虫刺されの腫れが出てきた。めちゃくちゃかゆい。
水疱瘡よりマシか、と思って痒みを我慢した。
腹が立ったのでホテルの口コミに南京虫のことを書いておいた。(後日そのコメントは削除されていた!なんてこった)
そういうわけで、今回紹介したプラハの宿は全くおすすめできない。
ポーランドに入る前にオストラバという街に一泊することにした。
地方都市なので人が少なく宿も綺麗でとても快適!やっぱり我々は人が少ないところが好きなようだ。
次回、ポーランドに行く。