
ルワンダ虐殺博物館に行く
丘の斜面に立派な家が立ち並ぶキガリの街並み。治安も良さそうだしなにより清潔!道にゴミが落ちていないのだ。
両替とMTNでSIMカード購入をさっそく済ませた。eSIMより物理SIMの方が確実だし設定も早かった。
まずは【ジェノサイドミュージアム】へ。

こちらは映画「ホテル・ルワンダ」で有名になったルワンダジェノサイドの記念博物館だ。
「ルワンダ虐殺」は1994年から100日間続いた大量虐殺のこと。
たった3か月で国民の10分の1である80~100万人が過激なフツ族によって虐殺されてしまった悲劇的な事件。国連の介入が遅れ短期間で悲惨な歴史となってしまったらしい。
民族間の不平等や社会問題の積み重ねが根底にあり、内戦の勃発とともに過激派フツ族によるラジオ放送での虐殺扇動で1994年の4月に始まったようだ。
そもそもルワンダには民族はなかったが、ベルギー統治時代に住民たちを「ツチ族」と「フツ族」に区別して支配階級と被支配階級を作ったのがはじまり。
穏健派のフツ族とツチ族が見境なくナタで殺されたり、多くの女性はレイプされた。恐ろしいのは、フツ族も虐殺行動を行わなければ「裏切者」として制裁されてしまうので虐殺に加担せざるを得ない状況だったことだ。
そんな中、生き延びた女性たちの実話をもとにした映画「平和の木々」はNetflixで観ることができる。
博物館内は虐殺までのいきさつや、ツチ族救済に携わった人物の紹介、当時の写真や証言などが展示されている。
一番胸が苦しくなったのは人々の生前の写真がずらりと壁一面に並べられた部屋だった。
もしルワンダに行く人がいれば、ぜひ行ってみてほしい場所だ。
アフリカ布で服をオーダーメイド!
【Kimironko Market】
ルワンダに来た目的の一つでもあるアフリカ布で服を作ってもらうためにキミロンコ・マーケットへ。
博物館から市場にボタ(バイクタクシー)で行ったのだが、プチ事件発生。
市場に着いたと思ったら旦那たちとはぐれた。なぜかというと私は市場の裏側、彼らは正面側に到着したらしい。

どうしよっかなーとうろうろしていたらブログで見て知った「ウィリアム」君がたまたま声をかけてくれたので、一緒に旦那たちを探しに行った。そのまま流れでウィリアム君に布探しに付き添ってもらった。
ステキな生地を選びパンツとワンピースの2着をオーダーした!
金額は布代込みで60,000フラン。
採寸もスピーディに終えて、受け取りは翌日。たのしみ~!
《2日目》
宿近くの軽食屋でサモサとブラックティー(甘い)を食べた。宿から歩いて市場へ。
旦那が生地を選んでいる間ひまだったので私とカズマはトートバッグをオーダーしたり、民芸品を買っていた。
バスケット5000フラン!

オーダーメイドトートバッグ15000フラン。

もーりーもセットアップをオーダーメイドした。こちらも60,000フラン。
私の服は18時にできるということだったので時間を潰すために雰囲気のよいカフェへ。
カフェ【Question Coffee Gishushu】

夕方に再び市場へ。服が完成していたー!うれしい!

オーダーメイドなだけあって、丈感はぴったり!
特にワンピースは肩紐の長さや胸元の絞りをかえて雰囲気が変わるので使いやすい!ポケットが両方についているのもgood。
インナーをニットにしたりパーカーを羽織ってたりと日本でも季節問わず着まわせるのがうれしい~!
次回、湖のロッジへ行く!