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エル・カラファテを出る日、エリザベスともお別れです。

いいキャンプサイトでした!最高!

バスターミナルからバスで移動して、エル・チャルテンに到着!

ここにきた目的は燃える山、フィッツロイを見ることです!旦那にとっては世界旅の1番の目的であるフィッツロイ、まさに念願です。

今回は1日目に街の宿にチェックインして、良く明け方から2泊3日のキャンプ泊でフィッツロイを堪能しようという計画でした。

エル・チャルテンでおすすめのキャンプ場

今回泊ったのはCasa Azul。名前の通り青い家が目印です!

ここはキャンプ泊は1人10,000ペソと格安!宿泊者はハイカーやロッククライマー、チャリダー(サイクルツーリング)の旅人ばかりです。個室もあるようでそちらは15,000ペソでした。

テントをたて荷物を置いて街歩きです。

エル・チャルテン、噂に聞いた通りスーパーの金額がレベル違いに高い!あらかじめエル・カラファテで買い込んでおいて良かった。。。卵は比較的安かったので、それだけ購入して宿に戻ります。

ハイキングに向けて食料の用意と持っていく荷物を整理し、就寝することにしました。

が、想像していた以上に夜は冷え込んで風も吹き付けるので寒い!!!テント泊でこんなに寒いのは初めてで、あまり眠れずに出発時間になりました。防寒服一軍を着込んでもこの寒さ、山の中だともっと寒いのでは、、、?と不安が膨らみます。

いざ出発!フィッツロイ1日目

運が良ければ朝焼けも見たということで真夜中の3時に出発!数ヶ月前までの情報だと入場無料、キャンプサイトも無料とのこと。

夜中は同じように朝日を見るために入山する人が多く、10人くらいのハイカーを見かけました。さらにもっと早く登っていた人も多かったようで山の斜面にはヘッドライトの灯がチラチラと見えます!

実はオアハカで出会ったNさん曰く最近入場料が必要になった(しかも高い!)と聞いていたのでヒヤヒヤしていましたが、真夜中だったからかそのままするんと入山できました。

※ちなみに、やはり料金必要だったので後でオンライン決済しました。山の入り口ではクレカ支払いのみ有効です。1人45000ペソ!6800円かぁ〜アルゼンチンは高い、、、

キャンプ場も1人15000ペソ必要でした!こちらはその場で現金支払い又はオンライン決済ができます。

真っ暗な山道を歩くのは初体験!初めは冒険っぽい!とワクワクしていましたが景色が見えないのと足元に気を取られて疲れるので、つまらなく感じました。この日はまずキャンプ場にテントを立てて、朝焼けに間に合いそうならそのままフィッツロイまで登る計画です。

ほんのりと朝日が顔を出しています。

これは美しい、、、雲が多いですね。キャンプ場に着いた頃には陽が登り、フィッツロイは濃い雲に隠れていたのでテントを立ててそのまま仮眠をとることにしました。

このキャンプ場、強風が吹き荒れて寒いしテントに細かい砂が無数に入ってくる!!あまりの寒さに帰りたい、、、頭によぎるリアイアの4文字。パタゴニア地域が「風の大地」と呼ばるそうですがまさにエル・チャルテンは暴風の街!常に暴風が吹き荒れてまともに歩くのも困難でした。

この調子で2泊するのは体調を崩しそうなので、予定を変更して1泊2日で翌朝に燃えるフィッツロイを見たら下山しよう!と決めました。

寒いので起き出してフィッツロイを見てみると朝とはうってかわって雲が晴れています!暇だったので明日の予行も兼ねて登ってみよう!と荷物は持たず防寒着と水だけ持って登ってみました。

しかし天気は変わりやすく、フィッツロイから発生する雲の影響で強風も吹き荒れて雹や雨がビシビシ顔面に当たります。風に煽られてバランスも崩すし、めちゃくちゃ怖い!

平均的な標高(アンデスの巨人の半分にも達していない)にもかかわらず、この山は「非常に難しい」という評判があります。ほぼ垂直に磨かれた滑りやすいスラブが巨大に広がり、その上で絶えず風が吹いています。巨大な力がかかるため、登山者には最大限の技術的専門知識が必要です。

この地域の気候は非常に荒れていて不安定です。周辺エリアはアクセスが難しいものの、アルゼンチンのエル・チャルテンエル・カラファテ、チリのカンデラリオ・マンシージャビラ・オヒギンズの町の開発によりアクセスが改善されており、後者とエル・カラファテには2つの国際空港があります。しかし、降雪、風、気象状況の突然の変化のため、山に登るのは依然として非常に困難であり、経験豊富な登山者のみが責任を負います。

wikipediaより引用

後で調べてみたらフィッツロイは結構難易度が高い山でした。納得です。

見上げるとフィッツロイは霧に隠れて全く見えないし、踏んだり蹴ったりです。

特に最後の峠では突風が吹きまくり、命の危機を感じるほど、、、

寒さに弱い私はメンタルも削られて「絶対フィッツロイ見えへんし、下りたい」と言い出す始末。旦那困惑。なぜなら、あと15分くらいで目的地というところまで来ていたからです。

(思えばこのときから私のフィッツロイ欲が盛り下がり、旦那との気持ちの温度差が出ていました。のちにこれが夫婦喧嘩に発展するのでアール。)

なんとか気を持ち直し、ラストスパート!

うーん!やっぱり見えない!笑湖は見えました。

しかもここが1番風強いやん、もはや笑けるくらい強風で息もできませんでした。

立ち止まったりゆっくり登ってもキャンプ場からは1時間半ほどだったので、翌日は朝4時くらいに出発することにしました。さっさと降りるぞー!と足早に下山。

下りも風で危険ですが、標高が下がると天気も安定して歩きやすくなりました。

いやー怖かった。翌日の朝も暗い中強風だったら嫌だなーと思いつつ、テントに引き篭もります。悪天候な上やることもないのでご飯を食べまくりとりあえず明日に備えて寝ることに。

フィッツロイ2日目 ついに燃えるのか?

完全防寒対策をして寝たり起きたりを繰り返し、夜の3時半に起床。ささっと準備を済ませて4:10ごろにフィッツロイの日の出目指して登りだしました!

キャンプ場は尋常じゃないほど風が強くて不安でしたが、森を抜けると風もおさまり歩きやすい!今日はノンストップでフィッツロイまで歩く予定です!

昨日歩いておいたおかげで暗闇でも何となくルートがわかりペースをつかみやすかったです。しかし、やっぱり足元に注意しながら登るので緊張感はありますね。

ちなみにフィッツロイの登山道は目印が控えめなので昼間は分かりにくいです。暗闇で登る人が多いからか、蛍光塗料の塗られたマーキングはヘッドライトで照らされたときに役割を果たしますね。

振り返ってみると後続ハイカーたちのヘッドライトの明かりが道のように連なっています。

この日は雲一つなく、快晴の予感!日の出には絶対間に合わないといけないプレッシャーがさらにのしかかります。旦那は期待と興奮ですいすいと登っていくのですが、私はここ数日のハイキングと寒さで思っていた以上に足取りが重くなってしました。こりゃやばいと思い「もう私を置いて先に行っててくれ!」と叫ぶ始末。笑

頂上は冷えるので厚着していったんですが登りはそれが仇になりめちゃくちゃ暑くて汗びっしょり。旦那との体力差を見せつけられる。途中で何度も上着を持とうか?と言ってくれていたんですが暗闇で落として失くしても嫌だし、手がふさがって転倒したときに怪我でもさせたら嫌だな~と思って断っていました。

今思えばその優しさに甘えていればよかったと思うほど暑くて苦しい登山だったな。

しかし、気づけばもう山頂についていました。なんと1時間で登ってきたようです!ハイペースすぎてそりゃ疲れるわ~。前日とは全く違う景色に「あれ?なんか見えてるけど、、、まだ20分くらい登るはずじゃあ??」とフィッツロイを認識できないほど混乱。

こちらが姿を現したフィッツロイです。雲がかわいい。この時はほぼ一番乗りくらい早く着いたので、まだ人が数人しかいませんでした。

夜明け前のフィッツロイばっちり見えます!!5:30くらいに着きました。

良い場所を陣取り岩に隠れるように座って風をしのぎます。汗をかきすぎたのと風でとても寒い。しかし興奮と期待でわくわく!反対側ではどんどん朝日が昇ってきます。ちゃんと燃えるのか?雲で隠れないように祈りながら待ち続けること1時間。

だんだん明るくなってきたーー!!6:20ごろからフィッツロイの後ろの雲がピンクに色づき始めました。

6:26に完全に燃えたー!!!

見事に燃えたフィッツロイ!前日の悪天候を経験している分だけうれしさも3倍!!そしてあっという間に、ほんとうに5分もしない間に通常の色に戻ってしまいました。

喜ぶ旦那と体力の限界を迎えた嫁。

ペンギンのような模様の鳥もやってきました。かわいいな。

絶景をバックに夫婦喧嘩

私は見終わると緊張も解けて「1時間も待ったしもういいか」と一気に帰りたい気分に突入。今思えば【ここに来るまでの蓄積した疲労】が【燃えるフィッツロイを見るまでの気力】を完全に上回ったんだと思います。さらに雲も出てきてるし、寒いし、また前日みたいな天気になったら最悪やんと警戒態勢。

旦那はもう少し堪能したい様子。ここからさらに1時間くらいフィッツロイを楽しむのが通常らしい。寒い寒いという私に服も貸そうとしてくれましたが、そんな状況で私が「寒いからもう帰りたい」と言って夫婦喧嘩になりました。

これは完全に私が悪い。

普段めったに喧嘩しないのにこんな絶景で喧嘩するのも逆にめずらしいですね。

ここに来るのが目的と言っていいほど今回の旅でメインにしていたフィッツロイなので、リサーチしてくれた旦那の希望に応えるべきでした。猛省。

そんなこんなで険悪な雰囲気になり別々に下山。

喧嘩したまま下山するには似つかわしくないほどの絶景。人の気持ちを考えることと、普段から体力をつけとかないとな~と実感しました。キャンプ場でテントを片付けて、下山しながら謝って仲直りしました。

キャンプ場から下り始め振り返るともくもくと雲を吐き出すフィッツロイが見えました。

生クリームでも作ってんかっちゅうくらいもっちりした雲をバックに、目で見てわかるほど次々に雲を吐き出す様子は見ていて面白いです。フィッツロイは常に雲を吐き出すので大昔は火山だと思われていたそうです。

その雲があっという間に私たちの上空にやってきて小雨を降らせました。『雨降って地固まるかー』と思いながら、やっぱり旦那と一緒にフィッツロイに来ることが出来て良かったなと心底思いました。

登ってきたときには真っ暗で見えなかった景色が見れました!とってもきれいー!

湖のほとりでお菓子休憩をして、一気に街まで下ります。

朝4時に動き出して、12時には宿に戻りました。

エル・チャルテンでおすすめのスーパー

とっても疲れたので食材を買いにスーパーへ向かいます。大きいスーパーは何かと高いので、地元の人が出入りしている様子の商店に入ってみました。ここが大当たり!

google mapには載っていないのでピンを立てておきます。

ここは鶏肉や調味料にチーズ、お菓子なども比較的安くてよかったです!野菜やフルーツはないですがコパスタ、米、コーンフレークにオートミール、ナッツ類にジャガイモとパンなど必要最低限のものが手に入るのでエル・チャルテン滞在中はここで何度か買い物しました。

なにはともあれ、奇跡的にきれいなフィッツロイが見れたことを祝って打ち上げです!

食べ過ぎぃ!

翌日はたっぷり休養を取る日にしようと就寝。(久しぶりに13時間くらい寝ました。)

波乱万丈のフィッツロイ登山でした!

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o-tourism@youzakka.com

夫婦で世界一周している「おぎつう」ことogido tourismです。旅行に役立つ情報をほぼリアルタイムで更新中!

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