
セルビアからモンテネグロを経由してへアルバニアへ!
この日は長い電車移動だ。
約9時間電車に乗ってkolasinという街へ行く。
今日はkolasinに一泊する予定。電車は概ね快適で、Bijelo Polje (Montenegro)で出入国審査があった。
車内でチェックが済むと、下車して乗り換えていいと言われた。
セルビアの電車とは一転、オンボロのクーラーがつかない電車に乗り換えたので暑くて皆うろうろと彷徨っていた。
kolasin駅にどうにか着いて、宿でチェックイン。

山間の小さな街で、少し離れたところにナショナルパークがあるらしい。雰囲気がとても良い。

部屋も綺麗で物価も安いので2泊くらいしたかった。
ちなみにここで飲んだモンテネグロ産の赤ワインがヨーロッパ旅のなかで一番おいしかった!
モンテネグロからアルバニアのシコダルへバスで行く方法
翌朝、また駅に向かい、電車でポドゴリツァへ。


そこからバスに乗り換えてアルバニアのシコダルへ移動する。
【Podgorica Main Bus Station】バス停は駅のすぐそばにある。


14:30発のバスだが遅れてきたので15時ごろ出発した。
このバスで国境を越えてアルバニアに入国した。おそらくアルバニアの入国スタンプは押していなかったような気がする。
不安だったがこの数日後に再びモンテネグロに入国する際には問題なかったので、普通のことなのかもしれない。
17時前にシコダル到着。
アルバニアってどこ?初めて聞いた国だ。
YouTubeなどでは「ヨーロッパの北朝鮮」などとよく言われている。1991年まで共産主義国家で事実上の鎖国状態だったことがその由来らしい。
調べていみるとアルバニアは北朝鮮のことは批判していたようで、中国共産党の影響と「マルクス・レーニン主義」に傾向して旧ユーゴスラビアでも独自路線を走っていたようである。
街を歩くとわかるが確かにまだまだ発展しきっていない印象だったが、のんびりとした良い雰囲気の国だ。
宿に向かうと明るいアジア系の女性が出迎えてくれた。彼女と旦那さん(たぶんアルバニア人)はオーナーで、別宅にある部屋に案内してくれた。

とても親切で「明日の朝テスに行くのよね?朝ごはんを包んで持たせてあげる」と言ってくれた。
この辺りには野菜市場、安くて美味しいジェラート屋、ローカル食堂、テス行きのバス停があり不便なく過ごせた。しかも現地通貨・ユーロどちらも使えるので両替せずに済んだのは楽だった。
長い移動も無事に終えて一休み、と言いたいところだが翌朝からまた次の目的地に行く!
次回、ヨーロッパ最後の秘境へ行く