トルコと言えばカッパドキア
カッパドキアと言えば気球ツアー
ですが、じつはエジプトの気球ツアー（1人６０００円）で満足していたので、トルコではツアーには参加せず見るだけにしようと計画していました。なんせ現在カッパドキアの気球ってめちゃくちゃ高いんですよね…6万円くらいするので予算オーバーでした。
気持ち次第でなんでも楽しめる貧乏観光スタート！
というわけで７時に飛び始める気球を見るために宿を６時40分に出てビューポイントに向かいます。
私たちがカッパドキアにいたのは12月初旬でしたが、最低-5℃最高8℃くらいの平均気温で朝夕はとてつもなく寒かったです！そんな寒さに耐えながらまだ暗い道を歩いて丘のほうへ向かいます。周囲では『ゴォォォオーーーーー！』と気球に空気を送る音が鳴り響いていて、よく見ると一面気球だらけです。
7時過ぎになって徐々に熱気球たちが飛び始めました。まだ朝日が出ていないので炎で赤く染まる気球を見て写真撮影。日が当たるとカラフルな気球が空に映えますね。
近くではウェディングフフォト？ドレスアップしたカップルが2，3組気球をバックに撮影していました。いや、女性たちの肩だしドレス寒そうすぎて見ているこちらが震える。。
寒すぎてインスでは映えない写真ばかり撮れましたが、満足してホテルに戻ります。
無料でもちゃんと気球が見れる！ということが分かったので良し。
中央アジアから思っていたんですが中央アジア・コーカサス地域は緯度が高いので冬の日照時間が日本に比べてとても短いです。つまり夜が長くて朝8時くらいにようやく空が明るくなります。去年の12月は南半球のニュージーランドにいたのですがあちらは「白夜」と呼ばれる昼がとても長い時期でした！地球は丸くて自転しながら太陽の周りを回っていることを体感できる事例です。
ちなみにこの日の翌々日は雪の予報だったので気球ツアー前日に参加者にはキャンセルの知らせがホテルを通じてあったようです。その場合は返金してもらえるらしい。
ホテルで朝食を食べて、お昼からは「ウチヒサール」に向かいます。
ウチヒサール城よりワインテイスティング
隣村にあるウチヒサールへは30分に1本のペースでバスが出ているのでそれに乗って行ってみます。料金は一律35リラでした。
バスから見える景色が絶景、、、！20分ほどでウチヒサールに到着しました。とりあえずお城に向かって歩きます。
外観も素晴らしい岩石の要塞ですね。こちらは入場料が250リラです。なんか全部高いなぁ～どうしようかな～と悩んだのでお城の外をぐるっと回ってみることにしました。お城よりも周囲の景色に圧倒されますね。
結局お城の中は見ずに街歩きすることにしました。きっと「トルコ旅行」として来ている場合だったら気球ツアーに参加したり野外博物館やウチヒサール城もすべて入場していたと思いますが、エジプトでさんざん遺跡観光をした後なので「まぁ見なくても後悔しないだろう！」と変に感覚がバグってしまっています。
こちらの街はギョレメに比べるとお店が少なくてあまり活気がない印象。その分住宅が多くて静かでした。15分くらい歩くとワイナリーがあったので入ってみました。
こちらではカッパドキア産ワインのみ取り扱っているようで4種類テイスティングできるよ～と教えてもらいました。テイスティングは200リラ。即決でテイスティングしました。
結局観光より酒を選んだ。
ワインは白2種類、赤２種類を試飲出来てどれも辛口で軽いワインでした。高地でカッパドキアの気候だと辛口のブドウの品種しか育たないんだとのこと。
帰りのバスは、来た時に降ろされたバス停に来るらしいのでしばらく待ちます。しかしなかなか来なくて不安になり近くにいたおじさんに聞くと「そこに来るから待ってなさい！」と言われて安心。ちゃんと宿に戻ることが出来ました。
野外博物館前までいく
カッパドキアはオスマン帝国時代に迫害されたキリスト教徒が移住して、岩の中に教会や住居を作ったことでも有名。いたるところに暮らしていた痕跡のある岩があります。地下都市も作っていたんだとか。
その中でも野外博物館として有名な観光スポットへ向かいました。しかし入場料が€表記でめちゃくちゃ高い、、、
効率よく安価でいろんな観光名所に行くなら現地ツアーで回ったほうが良さそうなくらい１つ１つの入場料が高いです。カッパドキアは「グリーンツアー」「レッドツアー」「マイナーツアー」と３つのツアーが選べるようでグリーンツアーだと今回私たちが入り口で断念したウチヒサール城や野外博物館を含む６か所くらいの観光スポット巡りと昼食込み。次回来ることがあれば参加してみたい。
これまた外側から見学しただけで終わりました。風景とワンちゃんとの時間を楽しんで街をあるく。
終始こんな調子でカッパドキア観光は終了です。街自体が面白い地形ですし絶景が見れるので個人的には大満足でした。
次回はカッパドキアからイスタンブールに移動！