中央アジアはアルティンアラシャンやアルマトイ湖がキレイで見どころ満載。
未経験の絶景を見に行くことができる機会に恵まれることが、どれだけラッキーなことか!
とういことを今回の中央アジア旅では感じることが多かったです。
今回は旅の情報なしの筆者のつぶやき回です。
人生はタイミングって話
さて、アルマトイで居心地のいい宿に移動してほっと一息。
思う存分自炊して楽しもう!とバザールへ買い出しに行ったり、ビールを買いに行ったりウハウハしていました。
翌日は晴れ予報だったのでbig almaty lakeに朝から行く予定を立て、
寝る前にキッチンで紅茶をすすっていた時
「君たちはこの宿にいつまでいるの?」と中国人の青年とその彼女に話しかけられました。
彼もこの日チェックインしていたのです。
「んーわからんけど、多分5日間くらいかな」と答える私たち。
そのまま明日湖に行くことや、お互いにこれまで行った国とこれから行きたい国の話をしていたんです。
👨「明日湖に行くんだよね?どうやって行くの?」
👩「バスで登山口まで行って歩いて登るよ」
👨「え?歩いたら何時間くらい?」
👩「(しらんけど)3時間くらいちゃう?」
👨「遠くない?車で行かないの?」
👩「車ではいけないらしいから歩いて行こうと思ってるよ」
👨「えーー僕は今ツアー申し込もうと思ってて、湖含めた3か所巡れるツアーなんだ。
一緒に参加する?」
👩「いや、お金ないし湖だけ行きたいからやめとく」
その時すでに夜11時。
今からツアー参加の連絡をして翌日手配できるんか?
翌々日になってしまう可能性も無きにしも非ずという不安もありますし、
「車でぱっと行って見ても趣がないよね!」という信条のもと、歩いていくことに意義を感じている私たち。
ツアーも苦手なのでできる限り避けたいのです。
明日を逃すと天気は下り坂の予報だったのでツアーは断りました。(固い決意)
(ちなみにここに一人で宿泊していたインド人女性はそのツアーに参加したようで、
渓谷や湖のきれいな風景の写真を見せてくれました。ツアー自体はとってもいいと思う!)
👨「えぇ。。ツアーは楽だよ?」
👩「そうやね。でも歩くから大丈夫」
彼はとても湖には行きたい様子。
そして彼のチェックアウトは明後日。
👩「湖行きたいなら、明日の朝登山口までタクシーで一緒に行く?」
と代替え案を出してみるも
👨「んーーー3時間歩くんだよね、、、?」
明日を逃すとチャンスはないぞ、青年
あと私たちはツアーに絶対参加しないぞ(固決)
決断しろ、
自分たちだけでツアー申し込むのか、一緒にタクシー乗るのか、行かないのか。
結局、彼の望む答えがわからないまま時間が過ぎ「もう寝るね!おやすみ~」と退散した私たち。
翌朝。
朝8時に出発するために用意していると共用スペースに件の青年が。
きっとツアーに参加したんだろうと思い、自分たちの準備を進めていると
👨「君たち湖に行くの??」
👩「そう!もうすぐ出発するよ」
👨「何時に行くの?もしよかったら一緒に~なんたらかんたら~」
え!?ツアーは!?
👩「あれ?ツアーでいかないの?」
👨「連絡してない」
なんでやねん
👩「あと10分で出るけど、用意できるなら一緒に行こうか?てゆうか彼女は起きてないの?」
👨「あれ彼女じゃない!友達!まだ起きてないっぽい」
しらんけどーーーー!
彼女でも友達でもどっちでもええけどーーー!
👩「あ、そうなんや。。。じゃ、なおさら君だけでも来る?(てかもう出たい)」
👨「あ~、、ん~3時間歩くんだよね、、、?」
この人一体どうしたいんや、、
時間の無駄だなとあきらめて
👩「じゃ、とりあえず行ってきます!もし湖いくんやったらまたそこでー!」
と別れを告げ湖に向かいましたとさ。
big almaty lake また別で記事を書きますが
その日は晴天で湖日和でした!
翌日から曇り空が続いたので、この日に行っておいて本当によかった。
気になる彼は結局湖には行っていないようでした。。。
はじめから「僕は興味ないから行かない!」と決めているのと
「行ってみたいけど、、どうしようか、、」と逡巡した末に行かない場合だと後悔の度合いが違うよなぁといつも感じます。
一概には言えないし自分の価値観だけで判断するのもどうかとは思うんですが、
「行く」か「引く」かの条件を自分の中で持っていないと決断ができない。
近くにチャンスがあっても自分から掴みにいかないと何も得られない。
人生はタイミングだよなーと思った出来事でした。
旅は決断の連続なんだな。