前回のブログで書いたように、アルマトイ湖に行ってきました!
こちらの記事では冬のアルマトイ湖に行くまでの注意点と行き方を紹介します。
バスで登山口まで行く方法
~当初予定していたルート~
First President park近くのバス停「Dulati Street」から28番バスに乗って「R-22」で降車。
そこからひたすら歩き湖へ行く。
ネットで調べたところ、5時間以上歩く過酷だけど一番上がりなルートです。
女神現る
宿から市営バスに乗り、「Dulati Street」へ
バス停で28番バスを待っていたところ、女の子から「アルマトイ湖に行きますか?私たちと一緒にタクシーで登山口まで行きませんか?」と声をかけてもらいました!
ロシアから旅行で来ていた女の子1人と、カザフスタン人の女の子2人が一緒に行くようです。
そしてわたちたち2人を含め割り勘してタクシーに乗ろうという話。
彼女たちが現地語でタクシー運転手と交渉してくれて、1人2000テンゲで乗れることに。やったね!
一気にこちらまで進みます。
当初の予定よりもルートがかなり短縮されてラッキー!
(今思えばこのタクシーに乗っていなかったら絶景を見れなかったかもと思うほど遠かった。)
登山口前にはゲートがあり軍服を着た人が門番していました。
おそらく湖を管理している軍人さんしか車で出入りできない模様。
ゲート前にはタクシーが数台停まっていて、フードカーならぬチャイカーも。
帰りのお客さんを待っているんでしょう。
ハイキングスタート!女神たちとさっそく解散
スタート地点は舗装された道路。
思っていたより雪が積もっている!
雪山装備0の私たち。
慣れない雪に歩くのが少し遅くなる。
歩き出すと暑くなってきて服を脱いだり靴ひもを結んでいる間に、女の子3人組は先に登っていきました。
早めの解散
上りはショートカットルートで行こうとずんずん進みます。
すると前方には足跡だけが残る雪道、もう一つは右に曲がる道が出現。
右かな~と進み始めたところに現地のおじさんが現れて「こっちじゃない!まっすぐ!」と道案内してくれました。
ありがとうおじさん!
しばらく進むと目印の配管が出てきました。
どーん!
つわものはこの土管?配管?の上を歩いて進むらしい。
わたしたちはこの配管のわきの階段を登ります。
うひょ~!滑る滑る。
他の登山者はアイゼン(スパイク)を靴に装着して登っていたので、私たちの準備不足が際立つ。
11月以降にアルマトイ湖に行く方はアイゼンと靴の撥水加工をお忘れなく!
とにかく怖いからずんずん進んでいると先ほどの女子2人に追いつきました。
もう1人は先に登っているらしい。
私たちも2人を追い抜いてさっさと登ります。
もう道なき道を登るしかない状況になってきました。
しかもこの配管ルート、長い!!
「あ!もう終わりかも!」と喜びも束の間、「げっ、まだ配管あるやん、、、期待しすぎて疲れ倍増」ということを6回は繰り返しました。
しかし振り返ると絶景。この景色のおかげで元気に登れている。
2時間ほど登ってようやく到着しました!
正午前に着けば湖全体が美しいエメラルドグリーン!
湖には入れませんが、近くまで降りていくこともできます。
わんわんファミリーもいて楽園のよう。。。
ここで売店で買っておいたサモサを食べながら休憩。
やっぱり歩いた分だけ感動が大きいぜ。
小一時間ほどのんびりしていると日が少し傾きはじめ、湖に影がかかり見え方が変わってきました。
そろそろ降り頃かなと思っていると女子3人組に再会!
あらたに日本人青年1人がメンバーに加わっていました。
(なんと彼とはアゼルバイジャンで再会することになる。ご縁。)
少し話して、わたしたちは下り始めました。
下りは正規の補整された道路を歩きます。
つるんつるん滑ります。
バランスをとろうとして腰を痛めかける2人。
下りのほうが歩く距離は長いので2時間半ほどかかりました!
登りとは違う景色を楽しめたので良し。
下っている途中(午後4時頃)に現地の家族連れの方が登っていて「ここから湖までどれくらいかかりますか?」と聞かれたので
「あと3時間はかかると思います」と答えると絶句していました。
日を改めた方がいい。。と心配していると、気づけばタクシー乗り場に到着。
同じく下山した別のロシア人女性と相乗りしてバス停に向かいました。
カザフスタンビールを買う
バス停近くに酒屋を発見!
これは買うしかない!
登山で疲れた体にはアルコールが一番。
おつまみも豊富。
2種類のビールを購入して宿に戻ります。
あ~いい一日でした!
アルマトイ最高!と乾杯して猫と一緒にぐっすり眠りました。
次回はアルマトイ街歩き編!