今回3泊滞在したシャキの宿「Shaki Host House」はアットホームなおもてなしでアゼルバイジャン・シャキの伝統料理も味わえる最高の体験ができました。
Shaki Host Houseでシャキ満喫生活
バス停から歩いて宿に向かいました。
急な坂道を上がり宿を発見!チェックインするとさっそくチャイのお誘いが。
チャイタイムって旧ソ連地域にはどこにでも根付いてるのかな?
これまでの旅の話をしたり、シャキでおすすめの場所を教えてもらったりしてしばし歓談。
ここのチャイがとってもおいしかった!どこの茶葉なんだろう。。
宿は建物内にオーナーご夫婦の住居と宿泊スペースがある構造です。
シャワー・トイレ(ゲスト用/共用)と客室はそれぞれ用意されていて、キッチンはご夫婦の住居スペースにあります。
バス停から徒歩15分くらいで高台にあるので見晴らし最高でした!
朝食付きなので毎朝この景色を見ながら朝食を食べられる。
朝食はこんな感じ。大量のパン!笑
このパンもおいしかったな~
1日目はほかにゲストがいたので客室前のテーブルでいただいたんですが、2日目、3日目は私たちしか泊まっていなかったのでキッチンのある暖かい部屋でいただきました。もはやおばあちゃん家に来たような安心感。
客室はベッド2つにふかふかのマットレス!
テーブルと机がワンセットあり泊まるのには十分でした。
2日目の夜にキッチンを借りて夕飯を食べた後、ご夫婦と一緒にチャイタイムを過ごしていました。
奥様「ピティって食べたことある?シャキの伝統料理だよ」
私「それ食べてみたいんです!このあたりはどのレストランで食べられますか?」
奥様「え?ここで食べられるよー!明日の夜作ってあげようか?」
私「やったー!食べたいです!楽しみ~!」
という話の流れで最終日の夕飯は「奥様お手製のピティ」を振舞っていただきました!
(材料費として20マナト支払いました。)
このピティ、朝食をいただいていた時からキッチンでコトコト作ってくれていたのでありがたみが尋常じゃない。
この陶器がピティと呼ばれているらしい。
バクーとシャキでは中に入っている材料や味付けが違うらしく、「これはシャキ伝統の味だよ!!」と自慢の味を堪能しました。
旦那様レクチャーのもと食べていく!
スープを先にパンに浸して食べたり、具材をマッシュしてスパイスをかけるなんで思いつかない、、、!
私たちだけでレストランに行っていたらちゃんとした食べ方がわからなくて楽しめないところだった!
初ピティ、めちゃくちゃおいしかった!
ホロホロと柔らかくなるまで煮こまれた羊肉は臭みもなくて、ひよこ豆のほくほくした素朴な甘みと相性抜群です。
スパイスが赤紫蘇っぽかった!
オーナーご夫婦はロシア、カザフスタン、ウズベキスタンにもお仕事の都合で暮らしていたことがあるらしい。
「旧ソ連のときはいろんなところで仕事してたんだよ」と旦那様。
だから、私たちが中央アジア旅をしてからここに来たと話すととても楽しそうに聞いてくれていたし、もーりーを見て「君はカザフスタン人っぽい顔だね!本当に日本人??」と驚いていました。笑
チャイタイムではいつも奥様がアゼルバイジャンの話をしてくれるので
「歌手と美容サロンのオーナーはバクーではお金持ちになれるよ!」という職業別給料の話や「昔はレストランでも女性と男性は同じ場所で食事できなかったんだよ。」と移り変わる文化の話を教えてくれて、聞いているだけで楽しかったです。
たった3日間のアゼルバイジャン旅でしたが、とても思い出に残る滞在になりました!
次回は街観光編!