石造りの建物と石畳の坂道や、コーカサスの牧歌的風景が美しく歩いているだけで満足できる街シャキ。
シャキは小さな村で観光スポットもあまりない(あまり行っていないだけ)ので、ずっと歩いて観光していました。
観光地なのでバクーからきた人たちや中国人グループも見かけました。
定番観光地 ハーン宮殿へ
とりあえず定番の観光地には行っておくか!ということで歩いてハーン宮殿に向かいました。
今回の相棒はこちら、ゴンザレス(と名付けた野良犬)通称ゴンちゃんです。
マーケットで両替してからハーン宮殿に行ったんですが、この大型犬がずっとついてくる。
(ちなみにバスターミナル近くの銀行でも両替できるのに、その時は知らなかったのでわざわざ遠いバザールまで行ってました。)
いかつい見た目で街の人は避けて通るタイプの犬が、何も与えてないのに懐いてしまったので1日中一緒に歩きました。
路地に入ると絵本の世界のよう。。。
日本にはない、かわいい玄関が出現。
私たちを案内するかのように先導するゴンちゃん
キャラバン・サライの通りはお土産屋さんが多く観光客でにぎわっていました。
ハーン宮殿は外国人チケット9マナトで現金支払いのみでした。
入場までに結構並ぶのがネック。。。
定員が中に入ったらガイドが一通り案内する仕組みっぽいです。
英語でもないから説明は全く何もわからなかったので、早く入場したかったのが本音です。
外観はとてもきれい。
館内は撮影不可でしたが、壁一面に細かな文様や戦争史、フレスコ画が描かれており、
窓はすべてステンドガラスになっていたので見ごたえありの美しさ。
宮殿見学に40分くらいかかったので、さすがにもういないかと思いきやゴンちゃんは宮殿前の原っぱで待っていました。
かわいいぜ。
ハーン宮殿がある公園の敷地内にはレストランや工芸館がありました。
あまり見るものがないので宿に戻ります。
結局宿までついてきてしまったゴンちゃん。
じつはこの前の日はほかの犬がずっとついて来て宿近くまで来てました。
その子のグループの一員がこのゴンちゃんなんです。
私たちは野良犬を手なずける坂本龍馬と同じ能力を開花したのか?
Təzə Bazar シャキの人はみんな優しい
宿でおすすめされたバザールに向かいます。
中央アジアのバザールとはまた違った雰囲気でわくわく!
見たことのない種類の野菜やお菓子も売っていました。
鶏の売り方はショッキングですね。
八百屋でいくつか野菜を買おうと袋に詰めておじさんに「いくら?」と尋ねると「いいよ!それあげるよ!」と、なんと無償で野菜をいただきました。
なんで!?
優しすぎる、シャキの人たち、、、
バザール近くのチキン屋さんへ。
このグリルチキンとってもジューシーでおいしかったです!
店内は男性ばかり(それが地元民は一般的らしい)でチキンとウォッカを楽しむ人でにぎわっていました。
隣村のKis村に歩いていく
別日には暇すぎて隣村まで歩いて行きました。
暇を持て余しています。
とりあえずKish Albanian Templeを目的地として歩き始めます。
歩いていく人はわれわれ以外に見当たりません。
途中で何度も乗り合いバスに追い抜かれる。
雄大なコーカサス山脈を眺めながら進みます。
どこにでも野良犬がいる街。
Kis村が見えてきました!1時間ほどで街の入り口についたので案外近いな、と思いつつ目的地に向かいます。
着きました!アルバニア教会です。
でもここで入場料がかかることが判明します。ガーン。
丸見えなので外から眺めるだけにしましょう。
メルヘンな雰囲気。
この町はシャキよりもさらに田舎で石畳の道しかなかったです。
行く当てもないので街をぶらぶら。
高台から絶景を見たりしながら、シャキに戻ろうと歩き出します。
かれこれ4時間くらい歩いていたので『ちょっと疲れたな~』と思いながら、Kis村の人家が密集している通りを歩いていると
「君たち、シャキにいくの?乗ってく?」と通りすがりのおじさんが車に乗せてくれました。
えぇ、シャキの人たち優しすぎる、、、!
しかも無償でシャキまで送ってくれました。。。
この村ではラッキーなことしか起こらないな。
振り返ってみるとあんまり観光らしいことはしていませんね。
しかし中央アジアと比べると人々の顔立ちや街の雰囲気も違うので新鮮に楽しめました!
あと出会ったシャキの人たちはみんな優しすぎました。
観光客だからとか関係なく、みんないつも優しいんだろうな。
また機会があれば行きたい国ですね。
次回はシャキ(アゼルバイジャン)からシグナギ(ジョージア)にバスで行く方法です!