
南米やインドほど旅の難易度は高くないモロッコ。
なんせ観光大国だから、ツアーもバスもわかりやすくて迷いようがない。
北アフリカが生んだ特有の風景が現実離れしていてまさに「異世界」。
イスラム文化、アフリカ文化、ヨーロッパ文化が入りまじりエキゾチックな雰囲気で日本人にとってはかなり魅力的だと感じました。
モロッコ特有の空気に癒された2週間。「3大うざい国」とも言われていますがなんてことはない、インドとエジプトの本気に比べればむしろ優しい国ですらある。
ということでモロッコは特にhow toもないので日記形式で更新します。
エッサウィラに到着
2025年5月17日、10:45にエッサフィラの空港に到着した私たち。
飛行機内では前日からの移動疲れで爆睡していて、寝ている間にアフリカ大陸に来ちゃったって感じ。
フライト自体は3時間半でイギリスとの時差もないので実はかなり気軽に来れるのだ。
入国審査がとにかく遅く、それだけで1時間ほどかかった。
街まではタクシーで向かう他なく、150ディルハムで乗せてもらった。
宿は観光地からは遠いが、内装がなかなかいい。宿スタッフも親切で交代制でしっかり清掃や対応してくれるので延泊したいくらい好感度高い。

1日目は移動疲れで、ドミにチェックインしてそのまま6時間も寝てしまった。
宿周辺は飲食店があまりなかったが、美味しいファストフード店(ボリューム満点)で夕食を済ませた。めちゃくちゃ美味しいことに驚き。

モロッコ、なかなかいい感じだ。
エッサウィラ漁港周辺を散歩
2日目は早めに行動開始。
朝食代わりのパンとお茶を宿でいただく。サービスらしいがとてもおいしい!
まずは漁港へ行ってみた。いろんな種類の魚が売られていて見応えがあるが、買おうとは思わなかった。

そのまま魚介タジンが美味しいと噂のお店へ。
開店前にこの辺かなー?と探していたら、開店準備に今から取り掛かろうとする店主に「ここだよ」と呼び止められた。

イカのタジンはトマトベースでかなり美味!
このお店は細い路地にあるのでうっかり見過ごしそうな風貌がこれまた粋である。

マーケットがずらっと、ぎゅぎゅっと密集しているので散策。
アルガンオイルを買うのに一苦労した。買い物には戦いはつきものだ。
モロッコでの買い物の極意は絶対に気を使って値段を聞いたり、商品に興味があるふりをしてはいけないことだ。値段を聞いた瞬間から交渉がスタートする=買うという前提になるので、いたずらに金額を聞いた後で「やっぱりいらない」というとモロッコ的にはかなり失礼になるようだ。
本当に欲しくて価格を聞き、値段の折り合いがつかないのであれば買わなくていいが、
興味本位や日本人特有の「気を使って」金額を聞くのが一番相手の気分を害するらしい。
「郷に入っては郷に従え」である。
ただ見たいだけなら「見るだけ!」とちゃんと一言伝えると相手もそこまで推してこない。
ごく稀に強引な売り方をしてきて、断ると勝手に怒り出す人もいるのでその場合は無視して問題ない。そうそう、それでひと悶着あったけど別の店でいいものが買えたのだった。

マラケシュ行きのバスチケットを買いに行く。
一度価格を聞きに行った時は120dhだったが、お金をおろしてから夕方に行くと100dhになっていた。ぼられるところだった。
現金引き出しは郵便局のATMが手数料安くていいらしい。
マラケシュへいく
3日目
チェックアウト後もコワーキングスペースで作業して時間を潰した。
体調は悪い。
14時のバスでマラケシュへ。
17:30ごろマラケシュに到着。
歩いて宿に行く途中にご飯を食べたがあまり美味しくなかった。
宿はGoogleマップが間違えていて、実際に宿のある場所(もっとスークの近く)にタクシーで移動した。
宿のスタッフはフレンドリーで、結構居心地もいい。

宿周辺に野良猫も多い。
この日は早めに寝て翌日の絨毯ウォッチングに備える。