
はじめに:ツアーについて
ツアー内容:マラケシュ発/ワルザザード/トドラ渓谷/メルズーガ(サハラ砂漠)を巡る2泊3日ツアー
料金:950dh
*ワルザザード~フェズの場合
*マラケシュ行きの場合は700dh
ツアーに含まれるもの:ホテル、サハラ砂漠でのキャンプ、朝食・夕食、有名観光スポット巡り、ホテルまでの送迎
含まれないもの:昼食(自費)、水やおやつ
申し込み方法:現地ホテルにて。(マラケシュやワルザザード)
※金額は宿によって異なると思います。
コスパが良くて次の街にも移動できるのがおすすめポイントです。
サハラ砂漠ツアーに途中参戦する
≪ワルザザード2日目≫
宿の朝食はシェアスタイルだった。美味しい。
今日はKasbah Ait Ben Haddou(アイット・ベン・ハドゥ)へタクシーをチャーターして観光することにした。
10:20くらいに宿を出て11:00に到着。1時間自由行動をして宿に13:00に戻るスケジュールだ。映画の撮影地になっている場所で、行く途中には大きなシネマスタジオもあった。




お土産屋もたくさんあったが、絨毯が魅力的だった。そのほかにはアマジークのアンティーク品などもありマラケシュで治ったはずの物欲が再燃した。
宿に戻り、近くでタジンを食べる。ここのタジンがとても美味しい!残飯を狙った猫たちも集まってきた。
タジン屋の店主と一緒に写真を撮ったりして、フレンドリーに歓迎してもらえた。
15時からツアーに行くので、食料を買い一度宿に戻る。
お金もおろさないと。
旦那はシャワーを浴びてから行くようだ。
ツアーバスは結局16時ごろに到着したので、ホテルのオーナーが連れて行ってくれた。
ツアーバスは私たちを乗せて定員一杯になった。
彼らはマラケシュから出発してアイット・ベン・ハドゥなどを観光してきたようなので、私たちは途中参戦した形になる。
『え?この人たち何?』という視線を受け流しながら最後列に座った。
この日はすぐにホテルに向かった。
ホテルは絶景!食事も美味しいし、部屋も広くて快適だった。


メキシコ人のフェルナンド(医師)とも出会った。彼はアニメで習得したという日本語を話してくれたがかなり上手で驚いた。老後は日本に移住することが夢らしい。
渓谷に砂漠、今日からが本番サハラツアー
≪ツアー2日目≫
8:15ピックアップ。まずは渓谷へ。ベルベル人の住居や絨毯販売などを経て渓谷に行った。
特に大きな事件もなくスムーズに観光した。



昼ごはんはブュッフェのようだが、私たちは持参したパンを食べた。

お土産屋で女性陣はヘナタトゥー(無料)をしてもらった。
砂漠への道のりは整備された道をいくので四駆に乗り換えることなくバスは進む。
サハラ砂漠最寄のツアー施設に到着。ここで必要最低限の荷物を持ってラクダに乗りテントに移動!

約1時間のラクダ歩行。
ラクダのこぶの上に硬い土台に絨毯をかぶせた座席が備え付けられているが、砂の上を進むと絶妙に揺れて座りにくい。旦那はキ〇玉が潰れそうになったらしい。
それでなのか、途中で男性が一名ラクダから降り、歩いてついて来ていた。
テント(というかキャンプサイト)について翌朝のオプションの説明がなされた。
- ジープに乗って朝日を見た後、遊牧民の村を見てからバスに乗る人は100dh
- ラクダで戻る タダ/ジープに乗る場合は100dh
- ジープに乗って朝日を見た後、バギーに乗って戻る 400dh
現地での追加支払いが必要らしい。
迷うことなく②のラクダを選んだ。無料だからだ。
ちなみに選んだオプションによってテントのランクも変わる。テントは思ったよりしっかりとした個室でオプションなしでも十分だった。トイレとシャワーも共用で用意されていた。

課金するとテントごとにトイレがついている。
2時間ほど砂漠でのんびり過ごす。何もなくてとてもいい。
21時の夕飯は米と野菜炒め、タジン、ハリタ、フルーツと量が多いので満腹になった。
その後キャンプファイヤーとベルベル音楽に合わせて踊るレクリエーションタイム。

眠くなったので23時に退散。まだまだ踊り続ける猛者もいた。
フェズへ向かう
≪ツアー3日目≫
5:30の朝食。私たち以外あまり食欲がないようだ。
沢山パンを食べて、ラクダに乗ってまた1時間ほどかけてバス乗り場は戻る。

サンライズもきれいに見ることができた。満足です。
このツアーでは最終日にフェズかマラケシュどちらかに行くことができる。
フェズ行きのバスは台湾マダム3人、タンザニア兄さん、ドイツ女子2人と私たちが乗車した。
フェズに直行するわけではなく、お土産屋休憩→渓谷→猿ウォッチング→ローカルレストラン→休憩を挟む観光をしながらフェズに16〜18時につく予定らしい。
今回は最前列に座れたので快適だった。みんな連日の疲れと早起きのせいで車内は静かだった。
モロッコではシートベルトをしめていないと300dhの罰金があるらしく、運転手に「シートベルトしめて!」と皆注意される。
ドライバーは観光客がいれば毎日働くようだ。主要な観光都市に行き来する。彼はサハラにメインの家があり、フェズとマラケシュには友人と共同で部屋を借りているらしい。
なかなか大変そうだが、その分給料は悪くはなさそう。
渓谷を見てから、レストランへ。

観光客向けレストランなので1人110dh〜と高い。水、ティー、サラダは含まれている。
2人でシェアする場合は160だったので、私たちはクスクスをシェア。
台湾マダムは3人でシェアできないので仲間割れして、1人は他の安い店に行ってしまった。
14時にレストランをでて、モンキーウォッチングに向かう。

ドイツ人女子2人は一刻も早くツアーから解放されたいようで、その観光スポットでも真っ先にバスに戻っていた。猿なんて本当に興味がなかっただろう。
そうして最後の観光スポットを見終えた。
フェズ市内までの道は草原が広がりアフリカのイメージが覆されるほど緑豊かだ。
私たちはフェズの新市街地にあるホテル前まで送ってもらいチップを40dh払った。
台湾マダムたちともここでお別れ。パワフルな3人だったなぁ~。
長時間のバス移動でかなり疲れました。
ホテルにチェックインしてお茶を振舞ってもらい癒される。
オーナーがとてもいい人でかなり居心地がいい、、、!モロッコ大好きすぎる。

次回:青の街シャウエンに向かう