
今回の記事の目玉
- フェズのおすすめ宿(新市街地・旧市街地)
- シャウエンのおすすめ宿とレストラン
前回からのつづき
≪フェズ1日目≫
ツアー後にチェックインしたので、日付は5/26。
この宿はツアーガイドもしている男性が、家族経営で運営する宿【Villa familys】。
名前の通り宿というよりも大きな邸宅の2階を客室として使っているようで、広いリビングと個室3つのうち2つが宿泊用の部屋だった。
朝食はオーナー手作りのモロッカン朝食とミントティ。ミントは裏庭で栽培されていた。



オーナーはフェズの周り方や、シャウエンの見どころを教えてくれた。さすがツアーガイドだ。
庭には鶏やインコがいて、かわいい猫も飼っている。
設備が整っているわけではないが、めちゃくちゃ居心地がいい。
この辺りは旧市街から徒歩1時間ほど離れている住宅街(新市街地)で水道水が飲めるらしい!ちなみに旧市街の水は水道管が古いから飲まないでと言っていた。
夜は彼おすすめの「AMIGO」というファストフード店でお腹いっぱいになるまでタコスとピザを食べた。モロッコのタコスはホットサンドのような料理なのでボリューム満点。

夕飯後宿に戻り部屋でくつろいでいるとオーナーがミントティをくれた。イスラームのもてなしは優しくて心地いい。
青い街シャウエンに行ってきます
≪フェズ2日目/シャウエン1日目≫
この日は12:45のCTMバスでシャウエンに移動。「困ったことがあったら連絡してね!」宿のオーナーはそう言って見送ってくれた。
モロッコでのバス移動はほとんどCTMを利用した。オンラインでチケット購入ができることと、荷物預け代金が1つ4.5dhと安いからだ。
ちなみにバス停には日本人女性と結婚したモロッコ人の警備員がいて、気さくに話しかけてくれた。

フェズからシャウエンまでの道はずっと緑豊かでいい景色。15時ごろにランチ休憩があり、パニーニを食べた。胸焼けした。
5時間ほどでシャウエンに到着。
もうすでに街が青い!!

宿はスーク内の少しわかりづらい場所にあったが、ここが大当たり!内装も綺麗で個室のデザインもおしゃれ。何より窓があることが嬉しい。



キッチンは外にあってあきらかにスタッフ用だったが、使う許可をとった。
スークを出てすぐのところに、市場があるのでそこで食べ切れる分の野菜を買う。市場に住み着いている子猫が可愛い。魚屋のおじさんがいらない魚を猫たちに与えていた。

近くを散歩して回る。広場にも猫がたくさんいた。あ〜〜幸せだ〜〜
本当に街が青くて綺麗で楽しい!
夜はサラダとチャーハン。野菜、特にモロッコにピーマンは肉厚で甘くて美味しい。
インスタ映えの街の美味しいタジン発見
≪シャウエン2日目≫
9時から朝食を食べて、ダラダラ用意をする。ちなみにモロッコで泊った宿ではこちらの朝食が一番おいしい。

昼前に街へ繰り出した。小さな街なのですぐ歩けるが、道が入り組んでいて一筋縄ではいかない。
展望台に行ったり、野良犬と遊んだりしながらシャウエンの暮らしを見る。

青い塗料は定期的に塗り直されているようで、爽やかで魅力的な青の世界が保たれている。
街角には魚釣りがいたり、井戸端会議をするお婆さんたちがいたり。日常と背景のコントラストが眩しくて映画の中に入ったような感覚。

丘の上の方でスークからでたら、美味しそうなレストランを見つけた。魚のタジンが食べたくて仕方なく、それを注文。もーりーはミートボールタジン。




ここがめちゃくちゃ美味しかった!!!
タジンはトマトベースで甘味が旨い。パンは外パリ中フワのモロッコでは初めて食べるタイプのものでとても好みの味だった。
魚タジンにはたっぷりのイワシ、じゃがいも、トマトがじっくり煮込まれていた。ミートボールの方は半熟卵とトマトがたっぷり。こちらもジューシーで美味しい。
あまりに美味しくて2人とも集中して食べていた。大満足!
店主のおじさんもいい人で名店発見。また行きたいと思えるお店だ。
その後はまた野菜を買いに行って、あまりに暑いので宿に戻った。日が暮れるまで作業や調べ物をして、この日も自炊。昨日と同じメニュー。
猫にミルクをあげながら夜風にあたって、シャワーを浴びに宿に戻る。
シャウエン、いいわ〜
フェズに戻る
≪シャウエン3日目≫
宿を出る用意をして11時ごろに最後の街歩き。
子猫がたくさんいて可愛い。
「日本人ですか?」と声をかけられた。日本に20年住んでいたモロッコ人が今は「青空」という日本料理店をオープンさせたそうだ。彼は日本語ペラペラで名刺をくれた。時間があったら行ったのにな、と名残惜しくもシャウエンを去る時間になった。
バス停に早めに着いたので近くのレストランでスープを頼む。豆スープがとても安くて美味しい。


フェズへ向かう。バスは2日前と同じ道を戻って前回と同じバス停で停車し、レストランで休憩した。
モロッコに来て一番熱波が熱い日だった。
陰にいても熱い。これがアフリカか、、、
バスは再び走り出した。景色がとてもいいのでバス移動も楽しめる。

18時ごろにフェズに到着。ここからまた1時間ほど歩いて移動だ。この旅でインドア人間の一生分はすでに歩いたと思う。
今回は旧市街地にあるリヤドで宿をとっているのだ。途中で大型スーパーに立ち寄りワインとビールを買った。メディア内ではなかなか売っていないので、買うなら今!だ。
宿は奥まった場所にあって、ホストが来るまで中で待たせてもらった。
私たちは最上階のテラスにある部屋に宿泊することになった。


めちゃくちゃいい、、、!個室にシャワー・トイレがついているのも嬉しい。
荷物をおいて、夜ご飯を食べに行った。迷路みたいだし狭い道と延々続くお土産屋。そしてレストランは軒並み観光地価格で高い!
タジンが80〜90dh?!
通常の倍の価格設定やん、と辟易してきた。
やっと見つけた市場らしい場所は、まだローカル感があった。そこでサンドイッチを頼んだ。ひとつ25dh
うん、まー価格は許容内。たぶん新市街地なら18〜20dhだろう。味はとても美味しかったので、元気を取り戻せた。
フェズ、何だか難しい予感。