
スペイン・マドリードに上陸
深夜にアドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス国際空港につき、朝まで空港泊。
エアビーのオーナーさんがいい人で、「せっかくのハネムーンを台無しにしたくない!朝8:00に待っています」と融通を利かせてくれて、かなり早めのチェックインをすることができた!
Eurail Passを使って宿まで移動してみた
私たちは空港から203番バス(クレカタッチ決済5€)でAtocha駅まで移動して、Atocha駅からVillaverde Alto駅までEurailパスを利用することにした。
有人窓口で降りる駅名を伝えてEurailパスの画面を提示すればカードに無料券をチャージしてくれる。
この時「oneway?(片道)around trip?(往復)」と聞かれるのでどちらかを伝えればOK。
これにより、私たちは宿最寄り駅まで無料で移動できた。やったね!
(ちなみに実際の片道の金額は1.7€(カードにチャージする場合)だった。もーりーは初日にカードエラーでさらに一悶着あり片道チケットを購入したのだが金額は2.2€だった。(多分カード代が含まれている))
私たちは事前にEurail Global Pass2ヶ月間乗り放題を購入していた。
2人でなんと23万9千円!
これを使えばヨーロッパ圏の対象鉄道にチケット不要で乗ることができるのだ。
中・長距離の鉄道(新幹線や特急のようなもの)はオンラインで座席予約をして利用する。
短距離の場合は乗る予定の路線検索をして保存すると、専用QRコードが表示できる。
車掌さんの乗車券チェックの際にQR画面を提示すればOK!
国を跨ぐ列車移動は毎度直前に購入しようとすると、かなりコストがかかるのでEurailパスの出番である。
また、近距離の場合でもマドリードであれば「スペインで有効なワン・カントリー・パス(OCP)およびグローバル・パス(GP (GP) は、スペイン国鉄 RENFE が運行するすべての列車で利用できます。」(公式ページより引用)
Cercanias(ローカル電車)も対象区間は乗り放題のためヨーロッパを列車で回る場合はかなり節約になる!
ちなみに地下鉄metroは対象外など、かなり細かく分けられているので都度確認するのが手間ではある。
Eurail Global Passについてはまた改めて記事にまとめる予定です。
マドリード散策からの悲劇
宿は駅から徒歩10分ほどのマンションの一室で出迎えてくてたガビさんがとても素敵だった。
「くつろいで、くつろいで!何時に部屋を出入りしてもいいし、本当に自由に使ってねー!」と部屋を案内しながらニコニコと話しかけてくれる。ココちゃんという大型犬がいてこれまた可愛い!

移動の疲れで、昼過ぎまで寝てしまった。シャワーを浴びて15時ごろに観光へ出かけた。
Villaverde Alto駅でちょっとしたトラブルがあった。
有人窓口でEurailパスの提示をしてチャージして欲しいと言ったところ「ここは対象外だよ!切符を買わないといけない」と全く取り合ってくれなかった。朝乗車したことや、レシートを見せても「無理無理!」と断られたので仕方なくチケットを買った。
これに関しては解決済みで、Atocha駅のスタッフに確認したところやはりVillaverde Alto駅でもEurailパスを提示すればチャージしてくれるとのことだった。つまり、スタッフの認識不足ということだ。
(私たちはこの時まだQRコードの出し方を知らなかったので、わざわざ窓口でやり取りしていたがアプリでQRコード発行していたらこのトラブルは起きなかったかもしれない。)
しゃあない、明日は違う人が窓口にいますように〜。
Puerta del Solやサン・ミゲル市場を散策。

街歩きをしてゴンさんにおすすめしてもらったバルへ。ビール大ジョッキにお皿一杯のタパスで7€!というコスパ最強店に行ってきた。めちゃくちゃビールも美味しいし、何より安い!

その後、スーパーに行ったりして21時ごろに宿に戻った。
そして異変を感じ始めた。
なんだか体が熱い。ダルいしお腹もゆるい。
2週間前のアイスランドでの体調不良を思い出す。
『あ〜またですか?もう慣れてますんでどんとこいですよ。早く熱出てきやがれっ!』と思っていたら、「なぁ、なんかしんどい」と旦那がつぶやいた。症状がまるっきり同じであった。
絶対モロッコの何かにあたっている。モロッコの置き土産め!体調不良を自覚すると一気に気分が悪くなってきた。
(2人して早めにベッドに入るが、熱が上がってきて眠れないのでこの日記を書いている。)
夜通し熱は上がり続け、眠れたと思ったらお腹が(というか肛門が)コポコポコポコポと今まで経験したことのない発酵音を奏でて急激な下痢に見舞われトイレに駆け込み、水を飲んでまた横になるというのを何度も繰り返した。
おそらく熱は38度くらいまで上がったと思うが体温計はないのでわからない。熱にうなされながら朝を迎えた。
宿で寝込んだ一日
《2日目》
この日の予定は
・荷物をサンティアゴ・デ・コンポステーラに送る
・ゲルニカを見に行く
・タパスバルに行く
であったが、全てパーになった。
熱は下がったものの、ダルさと下痢で外に出ることができなかった。
やっと起き上がってシャワーを浴びたのが14時。体に鞭打てば外に行けないわけでもなかったが、翌日チェックアウトして移動するためにも体調を整える必要がある。
マドリードの観光を諦めた、英断である。そうして一日中宿にこもって寝ていた。
仕事で外出中のエアビーオーナーからメッセージで「体調は大丈夫ですか?」と心配されたほどだ。(夜中になんどもトイレに行って本当に申し訳なかった。)
夕方にようやくご飯を食べた。はなかなか寝付けなかったが、昼にしこたま寝たのでなんてことなかった。
≪3日目≫
自分でも驚くほどに回復した。今日はオーレンセに電車で移動しないといけない。
マドリードではもっと観光したかったし、ゲルニカも見たかった、、、絶対にまたいつか来ようと誓って、駅に向かった。
次回はカミーノ・デ・サンティアゴ編!