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ボスニア・ヘルツェゴヴィナからクロアチアへバスで行く方法

モスタルから早朝のバスに乗ってクロアチアのスプリットへやって来た。チケットは毎度おなじみオンラインで購入した。

朝のモスタルは一段と美しい

モスタルのバス停は「Mostar East Bus Station」。ここは列車の駅も同じ場所にあるので、鉄道チケット窓口とバスチケット窓口を間違えやすいので注意。バス窓口は白い扉があって中が見えないのでとても分かりにくかった。

モスタルでバスに乗る時に注意することが一つある。

オンライン予約のチケットを窓口で印刷するかどうか、確認が必要だ。

モンテネグロやアルバニアでも同じように確認が必要なのだ。

なので、毎回早めにバスターミナルの窓口で予約したチケットを提示してお金を払って印刷してもらっていた。

今回はバスチケットの窓口で「オンラインチケットだけで大丈夫よ!」とお墨付きをもらったので、そのまま乗り込んだ。

バスの運転手には「プリントアウトしてきなさい」といわれたが、ここは冷静に「さっきターミナルで確認したら、これは印刷しなくて良いと言われました」と返す。

すると「そうなの、じゃあ乗りなさい」とうまく乗車できた。

ちなみに他の乗客は同じくプリントアウトしてきなさいと言われて、謎の手数料を支払ってバスに乗っていた。プリントアウトするでもなく一体何の支払いをしたのか、ミステリーである。

モスタルからスプリットへは2時間の道のりのはずだが、渋滞や国境越えに時間がかかり6時間もバスに乗っていた。

スプリットでコワーキングスペースにこもる

スプリットは港町でかなり観光化されている、いわゆる「リゾート地」だ。

事前に駅で寝台列車の座席指定券を購入した。今度こそ正真正銘のベッドタイプの座席だ!

しかも2人で24€なのでかなり安い。楽しみで仕方がない。

さて、私たちはまた夜にここから寝台列車で移動するので荷物を持ちながら時間を潰さないといけない。

このクソ暑い中歩き回るのも辛いので、コワーキングスペースに篭ることにした。Googleマップで見つけてあらかじめ支払いも済ませていたので、さっそく向かう。

【The Works Coworking】

なんでわざわざオフィスに行くのかというと、アフリカ旅用のVISA関連の印刷物がたくさんあったためだ。

いろんなブログを読む限り、スクショよりプリントアウトしたものの方がすんなり入国できるらしい。

まずプリントアウトするのも面倒だが、印刷できる場所を探すのも旅中は難しいのでコワーキングスペースに行くことにした。

ここなら6時間12€の利用料を払えば無料で印刷し放題!非常に助かる。東アフリカ観光ビザもやけに必要書類が多いし、2人分だと尚更大変だ。(東アフリカ観光ビザの申請方法は後日まとめようと思う)

カラーコピーも無料なのでパスポートのコピーもできる。追加で必要なVISA申請やもろもろの作業を片付けた。

コーヒーも飲み放題だし快適だった。

夕暮れごろに駅の方に戻り、海辺で夕飯を食べて列車を待った。

念願の寝台列車旅!

ついに初めての寝台列車!

なんと2人で個室をつかえた。

一部屋に3段ベッドがあるがどの部屋も2人部屋のような扱いになっていた。わかりにくいが、窓の左下、部屋の角にある四分円のもの(壁と同じ水色)はふたを開けると洗面台になっていた。歯磨きや洗顔はこの室内で済ませることができる!

初めは車内がかなり暑かったが、1時間過ぎると涼しい夜風が入り込み、過ごしやすくなった。

電車の揺れと風の心地よさでうとうと。

東欧の夜を駆ける寝台列車って、ロマンだなぁ。

なかなか寝付けないなーとゴロゴロしていると、急に嬉しさが込み上げてきた。

いつも夜行バスやリクライニングの寝台列車に乗っていて「いま思いっきり寝転ばれたらどれだけいいだろう」と辛い時のことを思い出したら、ニヤニヤが止まらなかった。

私は今、思う存分寝っ転がってるぞー!と。幸せのハードルがどんどん下がっている。

5時ごろに起き出して、用意を済ませる。

車掌さんが「あと10分で着くよ」と知らせに来てくれた。そして、朝食かわりにチョコクロワッサンと水を手渡してくれた。嬉しい。

クロアチアのザグレブには6時についた。しばらく駅のベンチで時間を潰す。

奇抜な動きをしながら近づいてくる女性がいて警戒していた。

手のひらに小銭を乗せて「これでコーヒー飲めるよ!注文するか?」と聞いてきた。

変わった物乞いだと思ったら、カフェの店員だった。ひょうきんの動きは時に脅威だ。

時間を潰すために入ったカフェは外からわかりにくい場所にあったが、おしゃれで居心地がよかった。

カフェに居座るのにも限界が来たので、宿にアーリーチェックインさせてもらう。

部屋に入るや否や旦那は疲れて寝てしまった。昼過ぎに街に繰り出して買い出しをした。

クロアチアは宿泊費が高いわりに、見たいものがあまりなかったので1日しか滞在しない。また機会があればゆっくり来てみたい国の一つだ。

次回、ついにイタリアへいく!

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投稿者

o-tourism@youzakka.com

夫婦で世界一周している「おぎつう」ことogido tourismです。旅行に役立つ情報をほぼリアルタイムで更新中!

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