ついにアフリカに来た1番の目的「ナミビア・ロードトリップ」のスタートです!
ロードトリップ計画【ルートの組み方】
7泊8日のロードトリップ計画
キャンプ場予約の兼ね合いから、ウィントフークから北上して反時計回りに周ることにした。
・エトーシャ国立公園/ヒンバ族の村/シュピツコッペ/ムーンスケープ/ケープ・クロス・オットセイ保護区/dune45/デッドフレイを巡る。

車は9日間レンタルした。7泊8日で観光したあとウィントフークで1泊した後、最終日に車返却という流れなので実質8泊9日のプランになる。
計画にはChatGPTを活用すると、走行距離や所要時間なども計算してくれるのでかなりおすすめです!!
レンタカー会社
【Advanced Car Hire Namibia】
★無料送迎付き
★オフィスでコーヒーが飲める
★スタッフが親切
現金?カード?いくら必要?
ガソリン、有名キャンプサイト、スーパーの支払いは基本的にすべてカードが利用できた。
ヒンバ族の村とケープ・クロス・オットセイ保護区の入場料は現金オンリー!
ナミビアは電波状況や機器の故障などでクレカ決済ができない日もあるらしいので、滞在期間が長いのであれば現金は余裕をもって用意しておくと安心。ちなみにナミビアでは南アフリカ・ランドも使える。
【1日目】エトーシャ国立公園
レンタカー【Advanced Car Hire Namibia】
キャンプ場【Halali Camp】
目的地【エトーシャ国立公園】
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8:00にレンタカー会社のピックアップがあり、荷物一式を持ってオフィスへ。
【Advanced Car Hire Namibia】
1時間ほど運転やタイヤ交換等の説明があり、レンタル完了。砂丘地帯を走る予定があるなら空気圧の調整方法はちゃんと聞いておくべし!
私たちはオプション追加で冷蔵庫と予備ガソリンタンクをレンタルした。これで砂漠地帯もなにかと安心。


お次はちーさんのテントと寝袋のレンタルを受け取りに向かう。
スーパーで買い出し(食材・ガス缶)と両替を終えた後、ガソリンを満タンにしていざ出発!この時点ですでに11時前。
今日はここから、《エトーシャ国立公園》内にあるキャンプ場に向かいます。15:00に休憩がてら給油をして、再び走り出す。
エトーシャ国立公園内に入り、動物を見ながら進む。
※必ずオカウクエジョ・ゲートから入ったら【Okaukuejo Camping Area】で入場料を支払うこと!!(私たちは払い忘れて翌日払っいに戻ったので。)
18:00ごろキャンプ場【Halali Camp】にチェックイン。
暗くなってから、テントを立て夕飯。
夜はキャンプ場内の水飲み場でサイを観ることができた!!

【2日目】エトーシャ国立公園内を自由にドライブ・サファリ
キャンプ場【Etosha Village Campsite】
目的地【エトーシャ国立公園】
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朝からエトーシャ国立公園内をドライブサファリ!
ゾウやキリン、ライオンも見た!



夕方、次のキャンプ場に向かおうと出口に向かうと「まだ支払い終わってないからオカウクエジョのゲートで支払ってきて」といわれた。ガーン
︎初日にオカウクエジョのキャンプ場にあるレセプションで払わないといけなかったようだ。
カード支払い可能で1人150NAD、車50NADだった。
なんだかんだあって、無事に次のキャンプ場【Etosha Village Campsite】へ。
ここはゲートを出たすぐ近くにあるのでおすすめ。夜はカレーにした。
動物が入ってきた!

【3日目】ヒンバ族の村に行こう!
キャンプ場【パームワッグ・キャンプサイト】
目的地【Omapaha Etosha Himba Village】
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この日は事前に予約していたヒンバ族の村に向かう。キャンプ場から一時間の場所にある。
入場料は1人300NAD。オンラインで予約した時に、銀行振込するようメールが届いたが振込方法がわからなかった。問い合わせたところ現地で現金払いでも良いと回答が来たので現金払い。
ヒンバ族村の問い合わせはオフィシャルサイトから可能《https://www.omapaha.com/》
ガイドの男性はヒンバ族出身らしい。英語で案内してくれる。
【オチヒンバ語】
モロ=ハロー
ナワ= 元気
とりあえずこの二言を教えてもらい部落をまわる。
私たちにとっては謎に満ちた文化を持つ彼らの生活を垣間見ることができる。「世界で一番美しい民族」も称されるヒンバ族は実はウィントフークでも見ることができるんだけど、村での様子を知りたいならこのツアーはうってつけ!




女性たちの足の飾りは牛皮で作られていて、ラインのデザインの本数で何人子供がいるのかわかる。
例えば一本入っていると「子供が一人」という 意味。
牛や山羊の皮で作ったヘッドドレス、革のかわりにタイヤで作ったサンダル(昔はキリンの皮を使っていたらしい)、象徴的な赤土で硬めた髪は3ヶ月ごとに結い直すらしい。毛先の黒い房は地毛ではなくエクステらしい。
一夫多妻制で男性は雨水でシャワーを浴びるけど、女性は生涯シャワーを浴びることはなく「お香」で身を清める。すごい文化!
幼い子供たちはみな髪の毛を粘土で固めてツノのようにしている。
ツノ 一つは男児 、二つは女児 で見分けているようだ。ちなみに双子は「二人で一つ」という認識らしく女の子もツノは一つずつだった。

主にとうもろこしの粉をおかゆ場にして食べて暮らしている。水はおそらく寄付で賄われている。
私たちが尋ねた村のヒンバ族たちは近くに他の部落があるため、下前歯を抜いてこの村のヒンバ族だとわかるようにしているらしい!すべて見た目で判断できるようにしているんだなぁ。
手作りアクセサリーは意外と高かったが、いくつか購入した。

途中で給油と買い物をしてパームワッグのキャンプを目指した。
途中の景色は異世界!黄金色の草が一面を覆っている。スコンとてっぺんを切り取られたような山がいくつも連なっていた。
16:00に【パームワッグ・キャンプサイト】に到着。このキャンプ場とてもよかった!!
キャンプサイトごとにきれいな温水シャワー・トイレの建物がついているし、キッチンスペースは屋根付き。プールやカフェも使えるのでリッチな気分!しかも夜になると敷地内に象が現れるのだ。


この日、頭皮に限界が来たので、ボツワナで編み込んだエクステを取り去った。めちゃくちゃ痛かった。

夕飯の後、UNOで盛り上がり夜カフェでくつろいでいたら物音が。
近寄るとなんと巨大な象が!距離が近すぎて危険なくらいだ。
【4日目】シュピツコッペの大自然キャンプ
キャンプ場【Spitzkoppe Tented Camp and Campsites】
目的地【シュピツコッペ】
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今日はゆっくり用意をして出発。朝からテント近くにゾウがやってきた。アフリカの動物出現率の高さに慣れない。
4日目はシュピツコッペ近くにあるキャンプサイトを目指す。
途中の風景がまた絶景!未舗装の道路がずーっと続く。たまにヤギの放牧をしているのを見かけた。
広大すぎて距離感がバグって来る凹凸のある道で一度ヤギを轢きそうになり、危なかった。
そんなこんなで《Spitzkoppe Tented Camp and Campsites》に到着。
こちらはかなりワイルドなキャンプ場だ。シャワー、トイレが掘っ立て小屋レベルだが一応水は流れる。


温水はもちろんでないが、それよりも大量の蚊が煩わしいので女性陣はシャワーを一晩我慢した。
景観がとてもいいので夜は砂漠に布を敷いてUNOをした。星空は格別!
ちなみに本当のおすすめは《Spitzkoppe Community Restcamp》というキャンプサイト!こちらは広大なシュピツコッペの入場ゲートも兼ねているキャンプ場なので、宿泊すればエントリー料金は不要らしいです!
しかも景色がめちゃくちゃ良さそうだったので、行きたい人は絶対早めに予約するべし!
【5日目】
キャンプ場【Henties Baysという街のエアビー】
目的地【シュピツコッペ/ケープ・クロス・オットセイ保護区】
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早起きしてシュピツコッペのアーチ・ロックを見に行く。
まずは入り口となるキャンプサイトへ。エントリーは1人160NAD(現金・カードOK)。
ここはキャンプ場もあるので、宿泊者はエントリー無料らしい。



岩肌が美しい。巨石に登ったり写真撮影したりと、予想以上に楽しむ30代4人。そして敷地内を車を走らせていると旦那が「なんかいる!」と動物を発見した。なんとヒョウがいた!!これにはかなり興奮!
ちゃっかりBIG5を制覇した瞬間であった。なんだかんだで二時間ほど堪能して次の目的地《ケープ・クロス・オットセイ保護区》に向かう。
入場料150NAD、車一台50NADで支払い方法は現金のみ。
あたり一面にオットセイ!!かなり臭い(らしい)。
仔ットセイもいてかわいいが、鳴き声が可愛くない。


この中で私たちが叫んでも、彼らの鳴き声と同化するくらい人間っぽい鳴き声が響き渡る。声変わり直後の少年のような鳴き声が響き渡る。「うわ!服に匂いついてるやん!クッサ!!!」と嘆きつつ退散した。
そこから今回はエアビーで予約した宿へ。「Henties Bay」という海沿いの街にある。
近くのスーパーは品揃えが良く、街はコンパクトでビーチも近い。さらに宿の設備が完璧だ。トイレが3つ、ベットルーム2つと別にさらにベッドが2台ある!久しぶりのベッドに癒される~。
キッチンも充実していたので自炊も楽しかった。
【6日目】絶景キャンプサイト
キャンプ場【Bushman’s Desert Camp & Self Catering】
目的地【ムーンスケープ】
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早朝、4人で砂浜まで散歩してコーヒーを飲んだ。3日分の買い出しを済ませてからムーンスケープへ。
月面のようなボコボコと隆起した地形を見た後、フラミンゴを見るために移動。(フラミンゴはあまりパッとしなかった。)


ここからキャンプ場《Bushman’s Desert Camp & Self Catering》に向かってすすむ。
キャンプ場はとてもよかった!
オーナーの奥様が日本人女性だったので、ナミブ砂漠の走り方やおすすめを聞くことができた。ま「こんなところに日本人!」と驚いたが、人間どこでも生きていけるよね。



【7日目】
キャンプ場【Sesriem Oshana Camp】
目的地【McGregor’s Bakery/セスリエム国立公園】
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まずは有名なアップルパイを食べに《McGregor’s Bakery》に行く!


美味しい!が胸焼け。ちなみに翌日はチキンバーガーをここで食べたが、とても美味しかった!
腹ごしらえを十二分に済ませて、ナミブ砂漠のセスリエム国立公園についた。
入場料は1人150NAD、車50NAD。カード支払い可能!
キャンプ場にチェックインする前にまずはキャニオンを観ることにした。乾季なので一切水の気配はなく、歩いて奥まで進める。ガラガラヘビもいたので気を抜くと危険!そのあとはElim Duneへ。足火傷するくらい砂熱く、サンダルはおすすめできない!


キャンプ場にチェックインしてから、デッドフレイとdune45へ。


デッドフレイ、超絶景!ちょうど日が少し傾いていいたので影のコントラストがキレイだった。
ここへは自力でレンタカーを運転して向かった。
デッドフレイまで無課金で行ってみよう!【オフロードの運転方法】
公園内は舗装された道なので問題ないのだが、デッドフレイにて前にある二輪駆動車用のパーキングでタイヤの空気圧を1.6下まで下げて四駆に切り替える。
そこから四駆用のパーキングまでは砂地のオフロード!(通常は専用バスが運行しているが、なぜか私たちは自力で行くことにした。)
急停車、急発進はタイヤがはまる原因になるので禁物らしい。ということで車輪跡を頼りに一度も止まることなく40〜60km/hで走り切った。めっちゃドキドキする。
なんと無事にパーキングまでたどり着けた!
デッドフレイまではパーキングから歩いて20分ほど。人が少ない夕方に行ったのが良かった。
斜陽で影ができはじめた風景は絵になる。撮影を楽しんだあと、再びオフロードをヒヤヒヤしながら走りきり、そのままDune45へ!

こちらは団体客がいたが夕陽が沈むシーンを見ることができた。そこからゲートまで戻るにはギリギリの時間だった。あっという間だ。
19:45のゲートが閉まる前に無事通過して、キャンプ場に戻った。このSesriem Oshana Campはセスリエム国立公園のゲート内にあるので日の出前に砂丘に行くことができる人気のキャンプサイト!そのため、ナミビア・ロードトリッパーのほとんどが利用するので、かなり事前に予約しておく必要がある。
私たちはのんきに1か月前から準備したために(奇跡的に)1泊だけ予約できたので、ここを中心にしてルートを組みなおしたほどだ。
計画的な人には、2泊して存分に砂丘を楽しんでほしい。1泊じゃ足りない。
夜空の星はこのロードトリップで1番鮮明に見えた!

【8日目】サンライズのDune40
キャンプ場【ウィントフークのエアビー】
目的地【Dune40】
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5:30にゲート前に並ぶために早起き。6:00ゲートオープンとともにDuneの40に向かった。一番乗りだ!

なんと一番乗りで砂丘を歩くことができた。こちらはDune45より人が少ないのでゆったりサンライズを拝める。


夜の間にすっかり冷たくなった砂に足を突っ込むと冷水のようでめちゃくちゃ寒い!靴を履いてきてよかった。砂丘に足を取られてぜーぜー言いながら登りきる。足腰にくるので、かなり疲れる。
人生のうちでこんなに巨大な砂丘に登ることはもうないかもなぁと思うと、急にじーんと感動した。
朝日を見終わってキャンプ場に戻り片付け。
この日もアップルパイ屋にいった。今回はチキンバーガーを食べたがとてもおいしい。

さて、あとはウィントフークにもどるのみ!
宿に行く前に、数日後にロードトリップをするという日本人女性にカセットコンロやテントなどを譲るため、彼女が滞在しているホステルへ。(インスタのナミビアロードトリップ・マッチングをしている方のストーリーから連絡したよ。)
そのあとはテントと寝袋をレンタル会社に返却して、車で宿に向かった。
かなり広々とした一軒家を貸し切る。
無事故・ノーパンクでロードトリップを終えられた安堵と、砂まみれの荷物の掃除でぐったり。
翌日9日目は朝からレンタカーを返却。
長距離バスのオフィスまで無料で送迎してもらった!
まとめ
・長時間・長距離運転になるので人数を集めるか日程に余裕をもたせよう
・こまめに給油する
・キャンプ場はかなり早めに予約しておこう!
今回は計画性が非常に重要だなぁと実感しました!
私たちがロードトリップしたのは9月の8日間。乾季で気候もよかったのでテント泊も問題なし。パンクや事故などの大きなトラブルもありませんでした!なのでギリギリのスケジュールでもなんとかなったけど、1つでもトラブルが起きていたら計画は狂っていたでしょう。
ナミビアは移動中も絶景づくしなので、飽きずに楽しめます。というか時間が足りないと感じるかも!個人的にはシュピツコッペ、エトーシャ国立公園、セスリエム国立公園は2泊ずつ時間を確保して自然を堪能してみたかったな~と思いました!
ロードトリップの周り方を考えるときに「みんなそもそもどこまわってるの?」と不安だったので、参考になればうれしいです~。