
今回は「ルーヴル美術館のチケットの買い方」と「おすすめの時間帯」も紹介しつつ、パリ観光の様子を振り返ります。
はじめに:ルーヴル美術館のチケット購入方法とモナ・リザを見るtips
≪ポイント≫
- 公式サイトで1週間前にはチケット購入する
- 9:00入場のチケットを買う
- ピラミッド前の入り口から入場
- 真っ先に「DENON WING」からモナ・リザ展示室へ向かう
チケット
https://ticket.louvre.fr/ ←ここから美術館の公式チケットサイトに移行できます。
公式サイト当日販売もあるようですがおすすめなのはオンライン購入!
事前にオンラインサイト日時選択して、入場券を買っておこう!
遅くても1週間前までには買っておかないと売り切れてしまいます。
火曜日は閉館日!
絶対にルーヴル美術館に行きたい方は早めに計画を立てておきましょう
そしておすすめの時間は朝いちばん9時入場!
入場してすぐにモナ・リザ展示室に行けば、混雑を避けてしっかりと鑑賞できました!
そのあとはどんどん人が増えます。
また、例えば10時に予約していても入場制限で各フロア前で待ちが生じていました。
ピラミッド前の入り口から入場
入場前にも9時入場者用の列はすでに大勢並んでいたので、モナ・リザガチ勢は8時前からスタンバイしてもいいくらいです。

簡単な手荷物検査をして入場しました。
大きな荷物を預けるクロークも館内にありますが、時間短縮のために身軽な恰好で行くほうがいいと思います。
モナ・リザにいち早く会う
入場したら「DENON WING」「RICHELIEU WING」「SULLy WING」と3つの入り口があるので、「DENON WING」から観覧しましょう。モナ・リザ展示室まではわかりやすく案内があるので迷わないですが、めっちゃ広いので入り口で日本語表記のマップを貰っておくと安心。
ちなみに美術館内MAPはダウンロードもできます。
以上ルーヴル美術館tipsでした!
怒涛のパリ観光!5時間で何ができるかチャレンジ
ナルヌボンから寝台列車に乗って6:45ごろにパリに到着した私たち。
まずは荷物を預けに行く。
ヨーロッパではコインロッカーがない代わりに、荷物預かり所サービスがある。専用アプリ(数社あるので好きなものをダウンロードしておく)で日時予約しておけば大きなバックパックも駅周辺で預けることが出来て便利なのだ。支払いはオンライン決済なので効率的。
9時にルーヴル美術館に着きたいが、荷物預け場所まで徒歩1時間超、そこから美術館まで徒歩1時間なのでとてもあせっていた。お金はかかるがメトロに乗って荷物預け場所まで行った。
旦那をおいて1人ルーヴル堪能日記
もーりーは蚤の市や凱旋門などの名所を巡るため、珍しく別行動をすることになった。
1人でさくさく歩き、念願のガラスのピラミッド前に到着!9時開園なので1番早い時間帯に入場できる。
すでにたくさんの人が並んでいた。みなチケットを持っている。
あれだけ「事前にチケットを買わないと!」と言っていたのに、前日になって慌てて買ったのだ。
運良く9時の枠が一つだけ残っていた。
それ以降だと11時や午後の入場になっていたので、とてもラッキーだ。
簡単な荷物検査を終えてピラミッド内へ。ピラミッドの下、地下空間は広く地上から見た印象からは想像できない雰囲気だった。

さっそくモナ・リザの展示を見に足早に向かう。朝一はまだ混雑してなさそうだし、1番に見るのがコツらしい。
DENON(ドゥノン翼)の2階にあるので、まずはその入り口でチケットをかざして入場。
モナ・リザまではわかりやすい道標が設置されているので迷うことはない。
入った瞬間から空間に圧倒された。

石造りの長い廊下を抜けると階段が現れて、壇上にはサモトラケのニケがいた。
実は大学にニケのレプリカが同じように校舎の階段の上に設置されていた(と記憶しているが違うかも)ので、懐かしさと『本物だ!』という感動でつい微笑んだ。

さらに進むとフランス絵画エリアに入る。
どれも昔図録で見たことがある!思っていたよりかなり大きいなぁ、、、左側には有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの洗礼者ヨハネも展示されている。

今まで美術館で感動したことがなかったが、今日は高校生の頃から図録や教科書でみた絵画に囲まれていることで、心が震えて少し涙が出てきた。
「うわー!すごい、あれもこれも全部ある!」と語彙力がなくなるほど純粋にワクワクしてきた。
それらは後でゆっくり楽しむとして、先を急ぐ。1人で来てむしろよかったと思う。
そしてやっとモナ・リザの展示室に入った。9:15ごろなので比較的まだ人は少なくて、1番前で見ることもできた。
しかし、厳重な展示体制で彼女との距離が離れていた。細部まで見るにはさらに視力が1.0必要だ。
なんだか実感の湧かないまま、一応写真も撮っておいた。

続々とくる観客に押し出されるようにして部屋を出た。
とりあえず優先順位をつけて見て回ることにした。


オダリスクは背中が長くて綺麗だった。何気に1番好きな作品かもしれない。

ルーヴル美術館は予習していた通り、かなり広くて作品数も多いので迷子になりながら早足で見ていかないと丸一日かかってしまう。2時間半のタイムリミットがあるので、最後は本当に小走りして観た。
最後にミロのヴィーナは絶対見たい!と思って道に迷い、汗をかきながら展示室に向かった。こちらも大人気だった。
ギリシャ、ローマ時代の石彫は素晴らしい。奴隷やマルスも見た。イタリアでもたくさん見たが、毎回『どうやったらこんなもの彫れるんだ?』と不思議で仕方がない。

館内で「露伴、ルーヴルへ行く」が販売されていた。テンションが上がる。

ジョジョっていま第何章まででてんやろ、、、日本帰ったら満喫いこ。と思わされた。
11:30にもーりーと待ち合わせしていたので美術館を出る。
出口に行くだけでもまた迷った。来た甲斐があったなぁ、とサンドウィッチを頬張りながら美術館を眺めて待っていた。
もーりーは凱旋門、エッフェル塔、ノートルダム大聖堂など歩いて見て回って来たらしく満足気だった。
今日はまだ電車移動をするので、急いで駅に向かった。せわしない一日だ!
途中で買った食材を列車で食べて、2人して爆睡。昨夜の寝不足と、5時間のパリ観光で疲れ切っていたのだ。
さて、ここからノンストップでモン・サン・ミシェルへいくのだ。
次回、パリからモン・サン・ミシェルへ行く